
悔悛する聖ヒエロニムス
荒れ野で悔悛する聖ヒエロニムスの画像は15世紀にイタリアで多く描かれたが、ドイツでは「僧坊の聖ヒエロニムス」のほうが多かった。この作品はデューラーの銅版画「荒野の聖ヒエロニムス(1498年頃)」を手本にしているとされる。
左上の枝にオウムと梟(フクロウ)が描かれていることから、依頼主はヨハネス・クスピニアンだと考えられている。理由は1502〜03年頃の肖像。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1500年代
デューラー
荒野の聖ヒエロニムス
1498年頃 銅版画 32.4×22.8cm
ベルリン 国立版画館
左上の枝にオウムと梟(フクロウ)が描かれていることから、依頼主はヨハネス・クスピニアンだと考えられている。理由は1502〜03年頃の肖像。
世界美術大全集14 北方ルネサンス
1500年代

荒野の聖ヒエロニムス
1498年頃 銅版画 32.4×22.8cm
ベルリン 国立版画館

悔悛する聖ヒエロニムス
1502年 板 テンペラ 55.5×41.5cm
ウィーン 美術史美術館